過去に私のソウル神社でもある安城七夕神社を調べていたら、椿大神社と関係があることがわかりました。 マイナー神社専門の私ですが、ここは珍しく有名スポット
椿大神社が気になり行ってきました。 猿田彦大本宮とも呼ばれているそう。
良縁を望む年齢ではないのですが、小さなことは気にしない!とばかりに、良縁の神様に会いに行くことにしました。 椿大神社がどんなスポットなのかレビューしていきます!
鳥居をくぐった瞬間、空気が変わる

東名阪道の鈴鹿ICから車で10分ほど。大きな無料駐車場に車を停め、参道へ。
一の鳥居をくぐった瞬間、スッと冷たい空気に包まれる感覚。
「あれ…さっきまで暑かったのに?」
これが噂の龍穴パワーなのかも、とちょっとワクワク。
休日は込み合う椿大神社ですが、平日はゆっくり参拝できます。
良縁の神様は夫婦神

椿大神社は猿田彦大神を祀る全国の総本宮。
さらに奥様である**天鈿女命(アメノウズメ)**もご一緒に祀られているんです。
夫婦神ということで、恋愛成就や夫婦円満のご利益があるのも納得。
「未婚の人は良縁、既婚の人は円満を」と、神様がそれぞれに合わせて見守ってくれそう。
龍穴と龍脈って?
風水では、大地を流れる気の通り道を龍脈と呼び、その気が一番集まる場所が龍穴。
そこに神社やお寺が建てられることが多いそうです。
鈴鹿山脈・入道ヶ岳のふもとにある椿大神社もまさにその龍穴の上に鎮座していると言われ、
「導きの神様+大地のパワー」のダブル効果が期待できるパワースポットなんです。
境内おすすめスポット
かなえ滝
▲水の流れがその日その時で違う表情を見せてくれます。
参拝者の間では「この滝の写真をスマホの待ち受けにすると願いが叶う」と噂があります。
私もちゃっかり撮影。…何か写ってたらどうしよう?と思いつつ、あとで見返すのも密かな楽しみです。
龍神三社めぐり
境内には庚龍神社・龍蛇神両地神社・椿立雲龍神社の三つの龍神社があり、それぞれ金運や厄除け、子育てなど異なるご利益があります。
全部回ると龍の気を全方向からいただけるらしいので、私はしっかり3つ制覇!
鈴松庵でほっと一息
▲松下幸之助翁が寄進した茶室。静かな時間が流れます。
参拝後は茶室「鈴松庵」へ。神水で淹れた抹茶と和菓子をいただく時間は、まるで心のメンテナンス。
「せっかく来たし…」と追加でお菓子も頼みそうになりました(笑)
椿会館の鶏めし
参拝を終えてお腹が空いたら、迷わず立ち寄ってほしいのが参道そばの「椿会館」。
ここは食事処やお土産ショップが一緒になっていて、地元の方や観光客で賑わう場所です。
私のお目当てはもちろん名物の鶏めし。
炊き込みご飯なのですが、具材の鶏肉の旨味と出汁がご飯一粒一粒にしみこんでいて、ふわっと口の中に広がる香りがたまりません。
噛むほどに鶏の旨味がじゅわっと出てきて、甘辛い味付けがまた箸を進めてしまうんですよね。
見た目は素朴なんですが、「ああ、これは東海人のソウルフードだ…」としみじみ。
実は私の地元のにんじんご飯にどこか似ていて、懐かしい気持ちになりました。
お味噌汁や小鉢との相性も抜群で、つい「おかわり!」と言いたくなるほど。
でも、おかわりするとお土産コーナーの試食が食べられなくなる…という葛藤(笑)。
椿会館では鶏めしの持ち帰り用パックも販売されているので、
「帰ってからも椿さんの味を楽しみたい!」という人にはおすすめです。
私は家族分まで買って帰り、家でも小さな“椿大神社タイム”を楽しみました。
そして意外なおすすめは、会館内で売っている椿関連のお菓子や地元産のお漬物。
鶏めしだけじゃなく、こういうお土産を探す時間もけっこう楽しいんですよね。
アクセス情報(2025年現在)
-
車:東名阪自動車道 鈴鹿ICから約10分、新名神 鈴鹿PAから約2分。無料駐車場あり。
-
公共交通:近鉄四日市駅から三重交通バスで約1時間。
まとめ:また呼ばれたい神社
椿大神社は、ただの観光スポットではなく、「呼ばれた人が訪れる神社」という印象でした。
鳥居をくぐった瞬間の空気の変化、滝の水音、龍神社の静けさ…。
そして帰り道、ふと「また来るだろうな」と思っている自分がいました。
未婚の方は良縁が、既婚の方は夫婦円満がずっと続きますように。
そして私にも、これからの道を照らしてくれる素敵なご縁がありますように——。